先行技術文献調査
当社は、特許庁登録調査機関として、特許庁審査官が特許出願発明の新規性・進歩性を判断するうえで必要となる文献を調査する先行技術文献調査を行っています。
当社の特許調査員(調査業務実施者)約350名(2019年現在)は、各々の専門知識と経験をうまく活用しながら、特許庁審査官が使用しているものと同等の検索システムを用いて、先行技術文献調査を行っています。
先行技術文献調査プロセス
検索業務のプロセスは、法人・個人から特許庁への特許出願審査請求を、AIRIが先行技術調査を実施し、調査結果の報告を特許庁に送ります。特許庁は特許審査査定を実施し審査結果を法人・個人に報告します。
※特許庁審査官が特許出願の新規性・進歩性を判断するうえで必要となる文献を調査する
特許調査員数、先行技術文献調査の受注件数拡大の推移
2007年に調査員数12名でスタートした事業は、2010年以降、調査員数・受注件数ともに年平均20%以上で成長し、2013年以降は民間シェア1位を維持
2019年現在、創業当初の10年前に比べ、調査員数は約20倍、受注案件数は約40倍に拡大しました。
特許庁登録調査機関とは?
特許庁長官によって登録され、特許庁が発注する先行技術調査を行う機関です。
現在、調査業務実施者が年間で約25万件の特許の先行技術調査を行っています。特許庁は今後も、特許審査の一層の迅速化を図るため、先行技術調査の外注を引き続き拡充していくことを目標としています。
特許調査員(調査業務実施者)とは?
特許調査員(調査業務実施者)とは、登録調査機関において、特許庁審査官が使用しているものと同等の検索システムを用いて、特許庁から受注した出願の先行技術調査を行い、調査結果を特許庁審査官に報告する者です。
現在事業規模拡大に伴い人材登用を積極的に実施しております企業での技術経験・知識を活かしたい、新たな分野で経験を積みたい、知的財産関連職に従事したい、日本の産業及び経済の発展に寄与したい、と考える人材を広く募集しております。
経験豊富なシニア世代の特許実務経験者の活躍できる環境、これから転職をご検討されている研究者、技術者への特許調査員(先行技術調査職)への研修をサポートします。